家庭を持つと、自分にもしものことがあったとき、のこした家族の生活が心配です。
とはいえ、日々の生活もあるので、そのために現金預金を貯蓄するには限度があり、生命保険でそれを補う方法があります。
しかし、保険には二つの弱点があり、一つは支払い方、何事もなく生きながらえれば幸せなことですが、掛金は無駄になります。
もう一つは受け取り方、一時的に大金が入っても、その後家族が生活していく長い年月の間の収入が心配です。
マンション経営やアパート経営をする際、借り入れをすると、団体信用保険=通称、団信に加入します。
返済中に債務者が死亡すると、保険金で債務が完済し、物件は手元に残ります。
そのあとは、マンション経営の収入は将来にわたって家族のものとなり、まとまったお金が必要なときは売却も可能です。
一般的に団信の保険料は貸し手の金融機関が負担しているため、保険を利用しなくても掛金が無駄になることもなく、もしもの時には将来にわたる安定収入がのこせて、支払い方、受け取り方の両面でメリットがあります。
Last update:2023/3/8